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The fourth flame


2016年も大変お世話になりました。 今年もいろんなことがありましたが、私が忘れられない出来事は、11月に開催された東京デザインウィークの会場で発生した火災です。火を使った作品を展示したことがある者として、子供を持つ親として、本当に胸が痛む思いをしました。思いのほか早く日が沈んで、急遽ライトを用意した経験が私にもあります。インタラクティブ作品を展示する者のみならず、マーケット出店者等にとっても他人事ではないように思いました。

さて、少しお話は変わりまして、先日こういうのを撮影しました。炎は、芯に近いところから炎心、内炎、外炎の3つで構成されていますが、この壁に投影された靄(もや)を、私は「4つ目の炎」と呼んでいます。おそらく、これは陽炎(かげろう)で、つまり、炎をスマートフォンのサーチライトで照らしたら、シュリーレン現象が見えた。というわけです。

ロウソクを灯したクリスマスケーキを壁際に置いて、スマホのライトをあててみると良いかもしれません(※動画のように、スマートフォンに直接ロウソクを立てるのはおやめください)。火ってどんなものなのか、改めて知る機会になるといいなと思います。もちろん、その際は火の元に十分気をつけて楽しんでください。

それではみなさま、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー。 2017年もよろしくお願いいたします。


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